データ!データ!データ!
ネットの検索というものは、とにかく「言葉ありき」なので、
ちょっとした言い回しの違いひとつで、検索数が大きく変わってきます。
日本語は、同じ意味でも色々な言い方や書き方ができますので、
ここで自分の感覚や好みで、適当に言葉を使ってしまうと
せっかく集められるはずだったアクセスを取りこぼしてしまいます。
例えば、三歳児向けの七五三の着物についての記事を書くとします。
こちらはGoogleトレンドで「七五三 三歳 着物」と
「七五三 三才 着物」を比較した時のデータです。
上のグラフの青い線が「七五三 三歳 着物」の検索ボリュームで、
赤い線が「七五三 三才 着物」の検索ボリュームです。
(100を最大としたデータです)
ただ「三歳」と「三才」の違いだけで、ここまで差がついてしまいます。
サイトのキーワードを決める時、切り口を決める時、
全ての場面で優先すべきは「市場データ」です。
少しでも言葉に迷ったら、自分で決めるのではなく、
必ずGoogleトレンドを利用して、記事に使う文言を決めましょう。
★Googleトレンド
https://www.google.co.jp/trends/
例えば、記事のタイトルや本文中に固有名詞を出すとき、
ひらがな・カタカナ・漢字のどれで書こうか
迷ったことはありませんか?
その時も、Googleトレンドで検索需要を調べることができます。
今回は例として、「いちご」で検索してみましょう。
上の画像をご覧いただければ分かる通り、
検索需要が多い順に「いちご」「イチゴ」「苺」と並んでいます。
ということは、ひらがなの「いちご」と表記すれば、最もアクセスが
集まると予想できます。
はたまた、同じようなことを表現するのに、どの言葉を選んだらいいか迷う時。
例として、「盲腸」と「虫垂炎」で調べると、このような結果になりました。
医学的な正式名称はおそらく「虫垂炎」の方なのでしょうが、
一般には「盲腸」の方が通りがいいので、
検索結果も盲腸の方が多いということが分かります。
常に、「検索数が多いのはどちらか?」と確認する癖をつけると、
サイトへのアクセス数が目に見えて変わってきますので、
記事を書くときには意識してみてくださいね。