外注さんの文章力を飛躍的に向上させる方法とは?

今日は外注さんの文章力を、面倒な教育などすることなく

一瞬にして飛躍的に向上させて、おまけにオリジナリティあふれる

文章に変化させることのできるコツについてお伝えします。

(もちろん、自分で記事を書くときも使えます!)

 

私がこれを思いついたのは、とあるニュース記事を読んだことが

きっかけでした。

 

大阪では少し前に、京橋駅に「DJ献血マン」が登場して、

献血者数が伸びたと話題になりました。

 

実はその正体は、大阪府赤十字血液センターの男性係長。

 

駅にマイクを持って現れ、

「男前もべっぴんさんもそうでない方も、どうか献血に

ご協力をお願いします」

「ちょいとそこの兄ちゃん、こっち向いてください。

そうです、あなたです。うちの優秀な職員が待ってまっせ」

 

…と軽妙なトークで道行く人を振り返らせることに成功し、

結果として大阪のセンターでは以前より明らかに、

献血に協力してくれる方が増えたんだとか。

 

彼の成功の秘訣は、「ご通勤中の皆様…」と、

不特定多数の人たちに向かって

漠然と呼びかけるのではなく、

「ちょいとそこの兄ちゃん」と、

ただ一人の「あなた」に向かってメッセージを発した、

というところにあります。

 

私達は普段、無意識のうちに、目や耳から入る情報を選別して

自分に関係がないと思われる情報は切り捨てるようにしています。

 

現代社会の、膨大にあふれる情報を全て取り込もうとすると、

脳の処理能力を超えてしまうので、誰でも自衛のために

入ってくる情報をセーブしているのですね。

 

ですが、どんなに騒がしい中でも、

自分の名前を呼ばれると、とっさに反応しますよね?

 

それまでは周囲の音をなんとなく聞き流していた方も、

「私」に向かって語りかけられている、と思うと、

急にそちらに注意を向けて、耳を澄ますものです。

 

文章もそれと同じで、良い小説家の資質のひとつに、

「まるで私に向かって語りかけているようだ」と

より多くの読者に思ってもらえるような文章を書ける、

というものがあります。

例えば太宰治などが、その名手でしたね。

 

これを良い文章を書くための手法として取り入れて、

分かりやすく説明してくれているのが、

「PRIDE」のマニュアルに書いてあった「ペルソナ法」ですね。

 

簡単に言うと、「誰か、特定の人(架空の人物像でOK)に向けて

記事を書く」という手法です。

 

ただ漠然と、不特定多数に向けて当たり障りのない記事を書くよりも、

特定の誰かを想定して書いた方が、より読者さんの心に響く、

心に残る文章になります。

 

ちょうど、DJ献血マンが「ご通行中の皆様…」から

「ちょっとそこの兄ちゃん、そうです、あなたです」に

切り替えて成功した、まさしくそのやり方ですね。

 

この手法を、自分で書くときだけではなく、

外注さんにも取り入れてもらうには、どうしたらいいのか?

 

その答えは簡単で、外注さんに記事のキーワードと切り口を渡すときに

「対象読者さん」の人物像も一緒に渡すのです。

 

エクセルで、「キーワード」「切り口」の欄を設けているとしたら、

その後にもう一項目足して、「対象読者」の欄を作りましょう。

 

そしてそこに、自分が想定した対象読者の人物像を書き入れます。

 

例えば、おたふくかぜの予防接種についての記事だったら

「生後数か月の乳児がいる、20代のママ。

夫はサラリーマン、自分は育児休業中。

初めての子なので、予防接種についての情報を収集している」

などですね。

 

こうした情報をちょこっと盛り込んで

「この人に向けて記事を書いてください!」と言うだけで、

驚くほど外注さんの文章が変わってきます。

 

この人物像を想定するときに気を付けたいポイントなども

あるのですが、長くなりましたので、

そのポイントについてはまた明日お届けしますね。

 

ではでは!

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プロフィール

プロフィール  
管理人:川原 雅代
   
バイクと小説と紅茶とケーキをこよなく愛するアラフォー女子。
 
2013年夏に資産積み上げ型トレンドアフィリエイト商材PRIDEに出会う。外注化を駆使して、一日30分~1時間程度の作業で、ネット上に長期的資産となるブログを半年ほどで構築することに成功し、月収40万円達成。
 
その経験を活かし、2014年8月にメルマガアフィリも始めたところ、開始後一か月で月収140万円達成。
 
今は愛車と共に自由な生活を満喫中。
 
夢は世界中の景色の綺麗な場所を、愛車(CB400SF)で疾走すること。

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外注化トレンドアフィリの魅力について語ったインタビュー記事はこちらの書籍で読めます。    

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